わたしの痔ん生
  HOME  
  病院へ行く  
  手術  
  術後の経過  
  まとめ  
  *  



    術後の経過    

帰宅直後
 麻酔が効いているので痛みはないのだが、麻酔が切れた時のことを考えると怖いので
ウィダーinゼリーを飲んで薬一式(抗生物質・止血剤・消炎鎮痛剤)を飲んでおいた。

夕食に重湯を頂き薬を飲み横になりテレビを見る。
ここまで全く傷み無し。すごい楽だと思った。こりゃ快適。こんなことならもっと早くに手術をしていれば…
そう思いつつ就寝。

ところが…
夜中に痛みで目が覚めた。大きく脈を打つような痛み。
たまらずすきっ腹で痛み止めを飲んで再び夢の中へ。

翌日
 アラームで目が覚めた時には痛みが出始めていた。
すかさずウィダーinゼリーを流し込み薬を飲む。

横になって過ごしていると恐怖の初回の便意がやってきた。
便座に座り、軽く*を緩めるとにゅーーーっとドロ便が出た。痛み止めのおかげか痛みはない。
恐れていたほどでは無かった。こりゃ快適。こんなことならもっと早くに手術をしていれば…(再)

直ぐにシャワーで尻を流す。

昼食はたまごうどん、夕食はたまご雑炊。栄養が足りない…

前日と同じようなパターンで就寝。

また夜中に痛みで目が覚めた。大きく脈を打つような痛み。昨日と同じだ…
たまらずすきっ腹で痛み止めを飲んで再び夢の中へ。

2日目〜
 この日は術後初めての通院。

歩いたり電車に乗ったりが不安なのでタクシーで往復することに。
家の前で空車が捕まらないので駅前あたりまで5分ほどの距離を歩くことにしました。
お尻をかばうせいか、よちよち歩きに('A`) お年寄りに追い抜かれるなんとも言えない屈辱感を体験しました。
半分ほど歩いたところでタクシーゲット。家を出てから10分くらいかかった。

経過は順調とのことで一安心。

食事。やっぱりうどんと粥。おやつにプリン。
ビタミン補給にフルーツジュースをちびちび飲んだ。

排便は夜にありました。排便直後から面白いように痛みが引いた。
夜中の痛み止めは必要ありませんでした。

が、深夜更に問題が。下痢を催したのである。おなかがゴロゴロと鳴っている。
出血するから下痢は駄目。そう言われていたので必死に我慢。
下痢をすると一貫の終わりとまで思っている私は思わず正露丸飲んだ。
フルーツジュースが良くなかったのか、それともマグネシウムの量が多かったのか…

翌朝一番で出た便はなんとかドロ状を保っていました。この日は夜にも便通あり。
この2度目の排便時に今まで無かった、「便に血」がつくようになる。(特に心配はしなかった)

4日目
4日間にわたり服用してきた薬一式が昨日で終わり。
ここからはマグネシウムと頓服の痛み止めのみになる。ちょっと不安。
うどんばかりで顔色が悪くなってきた為、常食に戻す。

そしてなぜだか日に日に便が形のあるものから硬めに変化していった。それと1日に2度の排便が続いた。
硬くなるのも徐々にだし、こんなものか?なんて。マグネシウムもちゃんと毎食後1袋飲んでるし。
よそ様のレポでも便が硬くて出にくかったと言うようなのは読んだのでなにも疑わなかった。

それが後に悲劇を呼ぶとも知らずに。

この日あたりから、排便後、*に便がついた状態の時がしみてしみて火を噴く痛さ。
5日ほど続きました。シャワーで流すと和らぎます。
便意を感じてからトイレに行くまでが我慢しにくくて辛い。

8日目
術後2度目の通院。
徒歩と電車で向かいました。

診察室でのやり取り

私「便が硬くなってきてるんですが」
先生「なにやってるの!だめじゃない!!!!!」

怒られた…(;ω;)

私「でもマグネシウムも水もちゃんと飲んでますよ」
先生「便の硬さを見てマグネシウムの量を調節してと言ったでしょ」
私「…マグネシウム毎食後1袋飲んでますよ?もしかして1袋以上飲んでもイイノデスカ?」
先生「そうですよ説明書きあったでしょ」

OH…そういうことか。
だけど確かに調節しろとは書いてあったけど1回1袋(0.5g入)が限度だと思ってたの。
1回量が最大いくつまでOKかなんて書いてなかったぞ。わかりにくいよ…

改めて確認すると1回量は最大2袋(1g)までOKらしい。
1.5袋目安に飲んでみることにしよう。

という事で翌日からの便は元通りドロ状に戻り、1日2日も出てたのが1度に治りました。血もつかなくなった。

それとこの日から一週間抗生物質の服用が再開されました。
これにより痛みがすっと引きますとのこと。

13日目
順調だったのに、下痢になった!なんでなんでなんで…
悪いもの食べた覚えはないのだけど…毎食後に下痢。
なのに私馬鹿だから、毎食後にご丁寧にマグネシウムを飲んでしまった。必要ないだろ…

*も落ち着いてきたかなぁと、恐る恐る鏡でチェック。
なにやら見覚えのある、小さなピンクのぽっちがあった。これがなんなのか気になる。
切り残しなのか、再発なのか。

この日*に必須だったガーゼをやめました。
お尻かぶれてかゆい…

14日目
診察の日。

抗生物質が朝の分で最後。飲む前に腹になにかを入れないといけないが
下痢になると嫌なのでエネルギー補給程度にとクノールのスープを飲んだ。
するとすぐに水下痢に。最悪だ。

病院への行き帰りの時に催したら怖い(傷があり便意が我慢しにくいので)
急いで病院へ。
下痢のことを伝えると、マグネシウムの飲みすぎが原因とのこと。
ベストな便を保つのって難しいですね。

ピンクのぽっちについては、初期にあった硬い便のせいで一時的に腫れているのだそう。
時間をかけてゆっくり戻っていくらしい。綺麗さっぱり消えるらしい。

食事は特に気にしなくていいとのことだったので帰りにパンとりんごを買って帰った。
パンを食べたら早速下痢。
夕食前にりんごのすりおろしを食べてからうどんを食べた。
下痢は襲ってこなかった。

それからの毎日はりんごのすりおろしを毎日1個分食べるのを日課にした。
マグネシウムは毎食後半分〜1袋に戻したけど、1度また下痢になったものの、後はドロ状の便がちゃんとでました。
最初の1週間便が硬かったのはなぜだ…
きっとりんごが、さぞ賢い仕事をしてくれているのだと思う。

この辺でやっと円座クッションを使用してぼちぼち座り始めました。
それまでどうしていたかと言うと、なんどきもベッドで横になってました('A`)ビビリなもんで。

22日目
排便も順調だったのに、また事件です。
なぜか便が硬い。

*をヒクヒクしながら出して下を見ると、血がポタポタ…
「えええええええええええええええ(゚д゚;=;゚д゚)」と思わず声が。
術後今まで便に付く程度の出血しかなかったのでかなり驚きました。

前日野菜を沢山食べたのでマグネシウムを少し控えたのですがそれが原因?

幸い出血は排便時のみのようなのでキニシナイ。
痛みは久々に感じました。
翌日の排便も同じ状態でした。

27日目
通院日。
経過は順調。尻をむにむに開かれたのでちょっと痛みが軽くよみがえった。
先日の出血はあるべき出血ではないけれど、まあ気にすることないそう。

で、先生から驚くべき発言が!

先生 「ピンクのぽっちだけど、気になる?」
私 「気になりますけど綺麗に無くなるんですよね?」
先生 「うーん無くならないかもしれないねー」
私 「・・・ (゚┏Д┓゚;)」  (つーか綺麗に無くなるって言ってたじゃんうそつき)
先生 「最初に硬い便をしたのが悪かったね。簡単だから切る?局所麻酔で3分くらいですよ」
私 「(゚д゚;=;゚д゚)」

そんな感じで、まぁどっちにしろすぐには切除出来ないらしいのでこの日は退散してきた。

41日目
通院日。

先日の件なのだが。
長年イボと付き合ってきた身として、私自身これが「痔核」なのではないかと不安がある…
先生は痔核ではないと言い、漢字二文字の名称を教えてくれたけど忘れた。
たぶん俗に言うスキンタッグかなにかかと。
ポッチも小さいし、害が無いならこのままで良いかとも思ったり、やっぱり切除したかったり…

私 「今後これが成長してしまう可能性があるなら切りたい。」
先生 「それはないです」
私 「これ自体は痛みは起こるのですか?」
先生 「無いです。単なる皮膚の一部と思ってください。」

私 「切るのと切らないの、どちらがオススメですか?」
先生 「どちらかと言うと切る必要はないです。見た目を綺麗にしたいと言うのであれば切ります。」

私 「切るとやっぱり今までやってきた自宅療養に戻るのですよね…?」
先生 「そこまで大げさなもんじゃないです。切除後は通院も必要ありません」
私 「ほー・・・・・・・」
先生 「まぁ現在徐々に小さくはなってるしまだまだ小さくなると思うので一ヶ月後まで様子みてみましょう。」

そろそろ仕事復帰を考えなければならないし、ぶっちゃけ、もし切るならすぐにでも切ってほしいくらいだった。
けれど次回の診察は一ヵ月後だと言う。そこまで先だとさすがに時間がもう無い。
「痔を治すので休みます」とは言えないしね('A`)諦めるしかない。
いや切るのは簡単とは言うからこっそりって手もあるだろうけど、もし一度目の手術と同じように
ガスが出やすい、便意の我慢がしにくいという支障がまたあるかもしれないと考えると
やっぱ自宅療養する期間が取れないと心配。

もはや私の痔との闘いもこれまでか。小豆強の大きさのイボは無くなり、
代わりに米粒の半分くらいのスキンタッグがおつりで返ってきた。

この日は抗生剤を一週間分もらっておしまい。
おそらく次回の診察で最後かな。

※ドクター的には現時点で「完治」とおっしゃってました。

53日目
ちょっと硬めの便が出る。
痛みもなく、術後初めて「すっきりしたどー!」と感じることのある排便感。
しかし翌日の便も硬めで、後から軽い痛み再発。
うーん傷口が開いたのかな?
お風呂で温まると違和感は引いていきました。

それから数日は排便後に違和感のある日が続いたけれど、気にしないように過ごす。
その辺りから*に激しい痒み勃発。
なんと言うことでしょう。先日の硬い便で傷が開いたとしたら、傷口がくっつくときの痒みかしら?
非常に痒く、どうもそうは思えないので、カンジダを疑い、エンペシドクリームを少し塗る。
(膣カンジダになったことがあるので塗り薬を持っていたのです)
これを3日繰り返す。→治った。
どうやらカンジダだったっぽい。

60日目くらいには何も無い健康な*になった。復活。
私はもう痔主じゃない。

78日目
通院日。

傷口に関しては完治しているため何も言われず。
カンジダの件は報告したけれど、「術後はそういうことも起こりますから」と
特になんの指導も薬の処方も無く。

で、あのぽっちについて。
まだ決心は付いていなかったのだけど、うーんうーんと曖昧な返事をしているうちに
あれよあれよと手術日が決まってしまったw

せっかく健康な*に戻ったって言うのにまた術後の苦しみを味わうのか。もったいない気がしたり。
決めてしまったものは仕方がありません。
痔核の切除に比べたらなんてことないという言葉を信じて。挑みます。

このお話はまた後日。
copyright (c) 2008 わたしの痔ん生